So-net無料ブログ作成

新宿でアングラ二つ  [サブカルチャー]

6月21日に新宿の
 
100624_001.jpg

花園神社の境内に作られた
 
100624_002.jpg

特設テントで行われている新宿梁山泊の ベンガルの虎 を観に行きました。

神社の境内 サーカスか見世物小屋のようなテント
 
100624_003.jpg

何やら怪しげにドキドキしてきます。

さて今回のベンガルの虎の作者は唐十郎氏なのですが 私はこの歳にいたるまで映画や演劇と言ったものとの幸福な出会いがなかったために 今回が初めて経験するアングラ演劇でした。

唐氏や寺山氏の演劇が1960年代後半から注目されるようになり その内容、表現方法がその時代においてあまりにもアヴァンギャルドであり ある意味反社会的であったため これらの演劇のことをアングラ演劇と呼ぶようになったようです。

ぼんぼちぼちぼちさんの 理論派・感覚派 と言う記事の中でも 唐氏は他者がアングラだと位置づけしたことによって初めて自分の演劇をアングラだと自覚した と書かれていましたが 
もともとアングラと言う言葉自体アンダーグランド(地下の、地下組織の、反体制の)にその語源があり 今wikipediaに書かれているように 大衆的でない前衛的な文化(サブカルチャー)の総称。アングラ。 などといった明確な定義があったわけではなく その当時はある匂いを持ったもの ある印象を与えるものに対して漠然と使われ それが少しずつ明確な形で定義されていったものなのです。
そのあたりはwikipediaの文化としてのアンダーグラウンド にもう少し詳しく書かれています。
またwikipediaのアングラ演劇には
その運動の根底には反体制主義や反商業主義の思想があり、1960年代の学生運動や市民運動の思想とも通底するものがあり、それまでの商業演劇や新劇とは一線を画して実験的な舞台表現で独特な世界を創り上げた。
とも書かれています。

ちょうどこの日花園神社に向かう前
 
100624_004.jpg

新宿御苑の近くで
 
100624_005.jpg

模索舎という名の本屋を見つけました。
この模索舎は 40年ほど前アングラ演劇と通底していた学生運動や市民運動を今でも支えているかのごとき本屋でした。
そういえば私の住む町のマンションの地下に同じような本屋があったことを思い出し あのときの熱き思いがほんの少し浮かんできました。

私が通っていた大学構内にも
 
100624_006.jpg

これに似たタテカンが乱立していました。

nice!(74)  コメント(20)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 74

コメント 20

hayama55

おはようございます。
黒いテントの怪しげな雰囲気がまたいいですね。
by hayama55 (2010-06-24 08:10) 

kurakichi

hayama55 さん

このテントは舞台装置としてなかなか優れているのですよ。

by kurakichi (2010-06-24 08:23) 

ぼんぼちぼちぼち

あっ! ・・・・・ありがとーでやす・ぺこりっ。

中高生の頃、アングラの世界に憧れたものでやす。
尤も、あっしの時代はすでに アングラが 思想から表現の一形態として完全に定着していた時でやした。

まだ あらゆる物事を俯瞰できなかった年齢のあっしは、
劇団四季と状況劇場は同じくらい世間的に 知名度・人気があり
テレビ局に例えると、TBSを観るかフジテレビを観るか といったニュアンスなのだと疑いもせずに思ってやした。

赤んぼでやしたね~ 今は 多少は大人になりやした・苦笑。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-06-24 10:57) 

マンチ軍団

神社境内のテントなんて見世物小屋思い出しちゃいます。
by マンチ軍団 (2010-06-24 15:56) 

桔梗之介

花園神社の境内のテントで、
一度だけ唐十郎の芝居を見ました。
強烈なインパクトがありましたね。
by 桔梗之介 (2010-06-24 17:38) 

MORIHANA

ゴールデン街を抜けてたどり着く、花園神社。
去年の暮れに初めて行きましたが、想像していたよりも
こぢんまりとした境内で、ビックリしました。
テントも人影もない、夜の闇と静寂をほっこりと
抱き込んだ境内は、ある種、子宮のようでもありました。

そういえば、そのときのゴールデン街も人影がなくて。
今思うと夢の世界に迷い込んだようでした。
by MORIHANA (2010-06-24 18:44) 

kurakichi

ぼんぼちぼちぼち さん

私はやっと赤んぼとして生まれたばかりです。
唐さんの劇は創造していたものと違っていてとても面白いものでした。

by kurakichi (2010-06-24 20:09) 

kurakichi

マンチ軍団 さん

テント演劇はまさにあやしい見世物小屋なのです。

by kurakichi (2010-06-24 20:12) 

kurakichi

桔梗之介 さん

花園神社のテントというシチュエーションが演劇の異空間性を強調していました。
唐さんの演劇にはまさにうってつけの場所だと思います。

by kurakichi (2010-06-24 20:21) 

kurakichi

MORIHANA さん

花園神社の境内 あそこの空気だけ動いていないのではないかという感じがします。
特に真夜中は

by kurakichi (2010-06-24 20:26) 

sig

こんばんは。
新宿梁山泊は「人魚伝説」を当時のテレビで見たことがありました。決して難解なものではなく、なかなかいい芝居でした。

今回予定通りブログを終了しましたが、いつも応援ありがとうございました。結局、私にとってのブログは自分史をまとめるための手段だったわけですが、腱鞘炎の悪化がなければ当然別のテーマを立てて継続していたはずです。当分はこれまでのブログの整理に追われそうです。
私の知らない多摩をこれからも教えてください。時々遊びに来ますので、どうぞよろしくお願いします。

by sig (2010-06-24 20:58) 

kurakichi

sig さん

おつかれさまでした。
これまでsigさんのブログでいろいろ勉強させていただきありがとうございました。
腱鞘炎が回復され ブログを復活していただけたらと思っております。
ありがとうございました。

by kurakichi (2010-06-24 23:05) 

夏炉冬扇

お早うございます。
私は「小市民」ですが、年老いた「セクト」の方にひょっこり会うことがありまます。微妙な気分になりますね。
by 夏炉冬扇 (2010-06-25 07:00) 

kurakichi

夏炉冬扇 さん

私の先輩はかなりの活動家で一時期公安から逃げまくっていましたが 今はある大学の教授になっています。
微妙と言うか複雑な気分です。

by kurakichi (2010-06-25 08:13) 

空兵

若い頃、既製演劇は少し見ましたが
前衛劇は、天井桟敷か何かを友人と見に行ったことがあるような
ないような、ひどく記憶が曖昧です。
舞台も客席も、既製演劇のようにきちんと分かれていなくて
妙に生々しかったように思います。
by 空兵 (2010-06-25 21:51) 

ulyssenardin36000

唐さんの赤テントも同じ花園神社に出ていましたね。10年ほど前には知り合いが唐さんのところで役者さんをしていた関係でたまに顔を出したものです。
by ulyssenardin36000 (2010-06-25 23:01) 

kurakichi

空兵 さん

天井桟敷の建物は渋谷川の並木橋近くにあって 東横線からそのピエロが描かれたエキセントリックな姿を見ることができました。
しかし高校生の私はまだまだ幼く天井桟敷の舞台は見ることなく終わってしまいました。

by kurakichi (2010-06-26 06:12) 

kurakichi

ulyssenardin36000 さん

私の前の席にその唐さんがいらっしゃいましたが 昔のギラギラ感が無くなっているようでした。
ギラギラしていた頃の唐さんの舞台を観てみたかったと思いました。

by kurakichi (2010-06-26 06:25) 

アヨアン・イゴカー

模索舎、面白そうな本屋さんですね。
by アヨアン・イゴカー (2010-06-26 19:46) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0